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私 品質工学できないんじゃなくて、しないんです#3 [【品質工学ハック】]

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『品質工学で憂鬱なのはL18直交表実験だ』という人は多いはず。
そんな人に、品質工学の極意を教えてあげよう。

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【逆に楽しい】

L18直交表実験は、なぜ憂鬱なのか?
それは単なる作業だからだ。

普通の1因子実験では、仮説検証という観点からあれこれ考え、ある1つの因子のみを変えて実験を行う。
実験した結果、仮説が即座に検証できるから、1因子実験はワクワク感に包まれている。

一方品質工学では、因子をリストアップし、L18直交表に割り付け、18条件で実験を行う。
18条件の結果が全て揃わないと、各因子の効果がわからない。
そして18条件の実験は、往々にして時間が掛かる。

例えば1週間掛かるとしよう。
その1週間は、各因子の効果がわからず、ただ黙々と実験するのみ。
これは苦痛だ。
黙々と実験するということは、ただの「作業」だからだ。
ただの「作業」ほど退屈なものはない。
クリエイティブな仕事している技術者ほど、この退屈感に堪えられないのは当たり前。

しかしここで、この言葉を思い浮かべよう。

【逆に楽しい】

『この退屈な作業を楽しもう!』という発想の転換である。
決められた手順に従って動くのが「作業」であるから、頭を使う必要がない。
頭を空っぽにして、自由に妄想するのはどうだろうか。
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・今週末、どこに遊びに行こうか?
・今日のランチは何を食べようか?
・5年後の自分、何をしているかなあ?
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そんな妄想をしていれば、1週間の実験なんてあっと言う間だ。(多分)
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さあ、早速試してみよう。

【逆に楽しい、品質工学!】
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