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QES2014にて「MTシステムによるタコ釣りの釣果に関する研究」と題して発表することになりました [【最新ニュース】]

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タコ釣りの釣果に関する研究結果を品質工学会の第22回研究発表大会(QES2014)にて学会発表することになりました。

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論文表題:「MTシステムによるタコ釣りの釣果に関する研究」
発表者:増田雪也
発表日:2014年6月27日PM(発表大会2日目)
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2009年から続けている趣味のタコ釣りに関して、その釣果(何匹釣れたか)は何(例えば時間帯、潮の流れ、etc)と関係があるのかを研究しました。

品質工学には、いくつかの手法がありますが、今回はMTシステム(T法)という手法を使いました。
T法を使うと、重回帰分析と同じようなこと分析をすることができ、タコの釣果に何が影響しているのかを明らかにすることができます。

勘と経験によるものではなく、データに基づく分析ということで、品質工学関係者以外の人にも興味を持ってもらえることができるかと思います。

この研究発表によって、より多くの皆さんに品質工学の良さと楽しさを実感していただければ幸いです。

なお、学会発表当日夕方より、詳細版の論文を「増田技術事務所技報 第4号」として、弊社ホームページおよび当ブログにアップする予定です。

以下、発表資料PPTの一部を紹介します。
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タコ釣りの仕掛けの紹介です。
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全釣果の重量ヒストグラムです。
100g以下のタコが多く釣れますが、2kg以上の大ダコも釣れることがあります。
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品質工学会誌に掲載されいているT法の論文を元に、ご覧の数式にてタコが何匹釣れるかの推定値を算出します。
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釣行回数毎の真値(本当に釣れたタコの数)と推定値(T法にて推定したタコの釣果数)をグラフにプロットしてみました。
パーフェクトではありませんが、傾向は一致しています。
相関係数は、R=0.84程度です。
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さて、タコの釣果に何が効いているか(例えば、潮回り、時間帯、etc)については、発表当日までのお楽しみということでお待ち下さい。

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