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品質工学DXシリーズ「パラメータ設計で役に立つプログラムをLabVIEWで製作」 [【最新ニュース】]

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LabVIEWでのMT法T法のプログラミングに続いて、パラメータ設計で役に立つプログラムをLabVIEWで作ってみました。

パラメータ設計でL18直交表の実験をすると、18通りのデータが求まります。
このデータをデータ解析用のエクセルシートに記入する際、間違って1桁違う数値を記入してしまうことがあります。
1桁違えば、当然SN比の値も大きく異なってしまい、結果的に最適条件が求まらないことにもなります。

このようなケアレスミスを見つけるためには、L18直交表の行毎にデータをプロットするのが一番わかりやすくて簡単です。
ということで、データをプロットするプログラムを作ってみました。

このデータでは、記入ミスは無いようです。

L18直交表のデータは、CSV形式で読み込みます。
※以下の項目は、プログラム内で自動的に判別されるようになっています。
・「SN比の種類」
・「直交表の種類」
・「入力の水準数」
・「ノイズの水準数」

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長野県品質工学研究会の活動報告(品質工学会誌2019年2月号広場の記事より抜粋) [長野県品質工学研究会の活動報告(転載)]

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長野県品質工学研究会
 2018年10月12日(金)、第6回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す2つの事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「T法の展開」 (信州大学 岩下幸廣)
T法は基準となるデータから推定式を作成する。推定式は線形式を基本としているが、帰納的推定の幅を広げるために、非線形現象への拡張を検討し、まず「べき関数」を使用する方法を議論した。他の方法も検討を進めたい。
(2)「ミニ四駆を使ったパラメータ設計」 (富士電機エフテック(株)大島宏一)
品質工学の素人が品質工学の職場への普及を狙い、単純構造のミニ四駆を使ったパラメータ設計に取り組んだ事例を紹介した。
・機能:コースに依らず安定して走行する。
・入力:周回数
・出力:スプリット・タイム
・制御因子:主要部品をL18直交表に割り当て
・ノイズ因子:正式コースの構成要素を模擬した8要素
利得の再現性が悪かったが、今後、出力等を見直し再現性の改善を図る。
【共通テーマ】
「BNCケーブルの機能性評価」
3種類のBNCコネクタについて、L9直交表に誤差因子を割付けて直交実験を実施した経過を報告し、ディスカッションをおこなった。データのまとめ方、S/N比の算出方法等について指摘があった。次回の定例会にて実験の結果を報告する。
「MTシステムによる加工部品の品質推定」
旋盤で条件を変えながら加工した試料について表面粗さ測定を行った。試しに加工条件と算術平均粗さで重回帰分析を行ったところ、比較的相関が高い結果となった。これは、項目に対して実験データが少ないためと考えられる。次回は、同じデータをT法で解析し比較する。

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品質工学DXシリーズ「T法のプログラムをLabVIEWで製作」 [【最新ニュース】]

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MT法のプログラミングをした後、T法についてもLabVIEWでプログラミングしてみました。

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決算、法人税・消費税の確定申告 終了! [その他のビジネス関連]

今年も無事に、決算、法人税・消費税の確定申告を終えることができました。

今回も2日間に分けて作業しました。
作業後のヨガ&瞑想で、身体も心も気持ちよくリセットされますので、疲れが吹っ飛びます。

少し早めに終わったので、LabVIEWでプログラミングの続きをしよう!