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交互作用とは?(大小で何が違うのかをイメージしてみよう!) [【YouTube】]

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交互作用とは何か?
大小で何が違うのかを視覚的にイメージしてみましょう。

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このブログ記事は、YouTubeの動画でもご覧いただけます。



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交互作用とは「ある因子Aを変化させた時、別の因子Bの傾向が変化すること」です。

例えば、モータの定格トルクを実験してみます。
寸法Aを【7、8、9】と変化させた時、寸法Bの傾向はどうなるでしょうか?


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寸法Aを【7】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「右肩上がり」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【4】です。


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寸法Aを【8】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「水平(どれも同じ)」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【どれも同じ】です。


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寸法Aを【9】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「左肩上がり」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【2】です。


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ということで、
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【寸法Aによって変わる】ということになります。
このような現象を『交互作用が大きい』と言います。


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寸法Aと寸法Bの関係をアニメーションで見てみましょう。
このアニメーションは動画(YouTube)でご覧いただけます。


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次に『交互作用が小さい』場合の説明です。

寸法Aを【7】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「右肩上がり」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【4】です。


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寸法Aを【8】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「右肩上がり」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【4】です。


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寸法Aを【9】に固定して、寸法Bを【2、3、4】と変化させた時、寸法Bの傾向は「右肩上がり」になりました。
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は【4】です。


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ということで、
(定格トルクが高くなる)寸法Bの最適条件は、(寸法Aによらず)【4】ということになります。
このような現象を『交互作用が小さい』と言います。


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寸法Aと寸法Bの関係をアニメーションで見てみましょう。
このアニメーションは動画(YouTube)でご覧いただけます。


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まとめます。
交互作用とは「ある因子Aを変化させた時、別の因子Bの傾向が変化すること」です。

交互作用が小さい場合と大きい場合では、視覚的に見てみると、このような違いがあります。