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(2)基本機能はたくさんでもOK(多目的な最適化) [【その他の品質工学関連】]

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一石全鳥に執着しない。
(※一石全鳥:1つの基本機能で全てのスペックを満足させようとすること)

一石全鳥、そんな理想的な基本機能って、
 もしかすると、有るかもしれません。
 もしかすると、無いかもしれません。

一石全鳥に執着している間に、時間はどんどん進みます。

欲しい特性(品質)が複数ある場合は、
複数の基本機能を設定し、複数の要因効果図を並べ、最後に「いいとこ取り」すればOKです。

特性間にトレードオフが発生する可能性はありますが、その際は、どの特性を重視するかを自分で決め、「いいとこ取り」をします。
どの特性を重視するかを決める(考える)のが、技術者の仕事です。

●多目的な最適化(たくさんの基本機能)で早くスタートし、「いいとこ取り」して早く結果を出そう!

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