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【No.2 研究の概要】 [シリーズ「プレス打抜き加工条件の最適化」]

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「プレス打抜き加工における加工条件の最適化」の研究の概要を述べます。
「1.研究の概要」について述べます。


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実験計画を立てます。
先ず、【基本機能】として、【入力】と【出力】を決めます。
次に、プレス打抜きの加工条件である【制御因子】を決めます。
そして、【誤差因子(ノイズ)】を決めます。


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実験計画を立てたら、次に実験を行います。
左の写真の装置を用いて【打抜き実験】を行います。
右のグラフは、【予備実験】の結果です。
リニアな特性になっています。


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L18直交表による実験結果です。
左の表は、6つの制御因子(加工条件)をL18直交表に割り付けたものです。
18通りの組合せを作り、実験を行います。
その結果、測定したデータを解析すると、右上のグラフ【要因効果図】が得られます。
利得の再現性を確認した結果、【推定 3.61db】に対して、【確認 3.55db】となりました。
利得の再現性は良好でした。


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結論です。
 ----------------------
 ・品質工学は、機械加工の分野でも活用可能である
 ・プレス打抜きの最適条件が求まった
 ・基本機能は、エネルギー変換が重要である→(後半にて説明)
 ----------------------
以上が研究の大まかな概要でした。
それでは次の章では、もっと詳細に述べていくことにします。

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【No.2 研究の概要】→【No.3 入力と出力の設定】

【目次はこちら】>> go

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